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監査部は、SBSグループ全体の業務や経営が適切に行われているかをチェックする部署です。社内のルールや法律が守られているか、財務や会計の処理が正確かなどを確認し、問題があれば改善を促します。また、内部通報制度の窓口としても機能し、不正やリスクの早期発見にも貢献しています。業務を通じて、会計・法務・ITの知識や、分析力、報告力、経営視点での提案力など、幅広いスキルが身につきます。

サステナビリティ推進部は、環境への配慮、人権尊重、法令遵守、社会貢献など、幅広いテーマに取り組みながら、企業の社会的責任（CSR）を果たす役割を担っています。また、環境・社会・ガバナンスに関する非財務情報（ESG）と財務情報（IR）を統合した報告書の作成を通じて、企業価値の向上にも貢献しています。さらに、グループとして力を入れているDEI（ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン）の推進にも携わっており、誰もが自分らしく働ける職場づくりを目指しています。そして何より、「不正とハラスメントを絶対に許さない」という強い姿勢のもと、安心・安全な職場環境の整備に取り組んでいます。

経営企画部は、SBSグループ全体の経営方針や戦略の立案、中期経営計画の策定、予算管理、組織再編、新規事業の審査などを担う部署です。経営層が適切な判断をできるよう、財務や業務情報を集約・分析し、報告する役割もあります。グループ各社との連携が多く、幅広い視点が求められるため、分析力や戦略的思考、コミュニケーション力、プロジェクト管理力などが身につきます。簿記や中小企業診断士、ITパスポートなどの資格も活かせる環境です。

事業開発部は、SBSグループの成長をけん引する部門です。具体的には、M&A（企業の合併・買収）やスタートアップ企業への出資を行っています。SBSではM＆Aをして終わりでなく、その後のPMI（統合プロセス）を通じて、互いの強みを活かしながら共に成長していくことを大切にしています。業務では、企業の調査・分析、社内外との調整、契約交渉などを行い、経営に近い視点でダイナミックな仕事に関わることができ、英語力や会計の知識を活かしながら、企画力やコミュニケーション力も磨ける環境です。

グループ事業戦略部は、SBSグループ内の各会社が連携し、協力して事業を成長させていくための橋渡し役を担っています。M&Aによって仲間を増やしながら成長してきたSBSグループだからこそ、グループ全体をつなぐこの部署の存在が重要です。
具体的には、国際物流やEC（ネット通販）事業の戦略を立てたり、新しい事業の立ち上げを支援したり、グループ横断のプロジェクトを調整・管理するなど、幅広い業務を担当しています。これらの業務を通じて、企画力、データ分析力、マーケティング力、プロジェクト推進力など、さまざまなスキルを身につけることができます。

Eコマース事業推進部は、「EC物流お任せくん」を主軸とするネット通販向けの物流サービスを手がける部署で、2024年に新設されました。SBSグループ全体のEC物流を支えるため、営業や物流センターの運営、新サービスの企画などを行っています。SBSグループの技術力・運用ノウハウを集結したEC専用センターである野田瀬戸物流センターを拠点とし、スピード感のある成長が特徴です。業務を通じて、ITスキルやマネジメント力、問題解決力など、実践的なビジネススキルが身につきます。

IR・広報部は、社内外とのコミュニケーションを通じて企業のイメージ向上や正しい情報発信を担う部署です。IR（インベスター・リレーションズ）では、決算発表や投資家向けの情報開示を行い、広報ではメディア対応、SBSグループの認知拡大に向けたSNS発信、社内報「SBS EXPRESS」の制作などを担当します。多くの人とコミュニケーションを取る必要がある部署なので、コミュニケーション力や交渉力・調整力が鍛えられます。

人事部は、SBSグループの「人財」に関するあらゆる業務を担う部署です。採用、研修、人事評価、異動、給与計算、社会保険、福利厚生などを通じて、従業員の能力を最大限に引き出し、企業の成長を支えます。最近では「人的資本経営」という考え方が重視されており、「人財」をコストではなく価値を生む資本として捉え、戦略的に育成・活用することが求められています。業務を通じて、専門知識だけでなく、コミュニケーション力や企画力など幅広いスキルが身につきます。

総務部は、社内の環境整備や経営陣のサポートを通じて、会社全体の運営を支える部署です。オフィスや備品の管理、社内行事の企画、申請書の受付などの庶務業務だけでなく、役員のスケジュール調整や会食・出張手配、受付対応などの秘書業務も担っています。業務の幅が広く、グループ各社との連携も多いため、人脈が広がり、会社全体への理解を深めることができます。コミュニケーション力や調整力が求められるほか、秘書検定などの資格も活かすことができます。

法務室は、SBSグループの事業活動を法律面から支える専門部署です。主な業務は、契約書の作成・チェック、M&Aや訴訟対応、登記手続き、商標などの知的財産の管理、株主総会の運営など多岐にわたります。また、法改正や判例の情報収集・社内共有、法務DXの導入支援も行っています。企業活動におけるリスクを未然に防ぎ、安心して事業を進められるようサポートする役割を担っています。法律知識に加え、文書作成力やコミュニケーション力、ビジネス理解も求められるため、実務を通じて幅広いスキルが身につきます。直近では海外M＆Aも推進しており、英語力も生かせる環境です。

財務部は、SBSグループの資金管理と会計情報の発信を担う重要な部署です。銀行や証券会社と連携しながら資金を調達し、返済計画を立てます。例えば、SBSグループが新たに物流施設開発のための土地を購入したり、M＆Aを実施したりするときなど、大きなお金が必要な場面で財務部の力が欠かせません。また、グループ全体の経営成績やお金の状況をまとめ、投資家や金融機関に向けて報告書を作成する業務も担っています。業務を通じて、金融・会計・不動産の専門知識や英語力、分析力が身につき、経営に近い視点で仕事ができる部署です。

経理部は、SBSグループ全体の会計や資金管理を担う部門です。グループ各社の経理業務の効率化や内部統制の整備支援や各グループ会社の経理業務の受託を行っています。具体的には、月次・年次決算、入出金の管理、会計システムの運用などです。業務を通じて、財務分析力や情報処理能力、コミュニケーション力が身につくほか、日商簿記やFASS、公認会計士などの資格も活かせる環境です。

物流品質管理部は、SBSグループ全体の「安全」と「品質」を守る役割を担う部署です。SBSグループでは1日に数千台もの車両が稼働しており、徹底した安全管理が必要不可欠です。具体的な業務としては、安全運転講習会の企画・運営、事故データの集計と分析、運行管理者の育成支援、車両情報の一元管理システム（Sais）の運用を行っています。物流の安全品質を高める重要な役割を担っています。

IT部門は、SBSグループの業務をITの力で支える専門部署です。この部門は、企画・開発・インフラの3つの領域に分かれており、社員が日常的に使用するパソコンやネットワークの管理をはじめ、在庫管理や勤怠管理など業務に必要なアプリケーションの開発、そして会社全体のIT戦略の立案などを担当しています。加えて、情報セキュリティの強化にも力を入れており、新卒や中途で入社した社員に向けた研修も実施しています。また、IT部門では独自の資格取得支援制度や評価制度が整備されており、専門的なスキルだけでなく、コミュニケーション能力も身につけられる環境が整っています。近年では、IT人材の新卒採用にも積極的に取り組んでいます。

LT企画部は、物流技術を活用して現場の効率化や省人化を推進する、SBSグループの専門部署です。ここでいう「LT」とは、“Logistics Technology”の略称で、SBSが独自に定義した造語です。物流の現場に技術を取り入れることで、業務の質を高めることを目的としています。LT企画部では、新しい倉庫にロボットを導入する際、どのように活用すれば費用対効果が得られるか、現場にどんな課題があるかなどを検証しています。その取り組みの一環として、業界初の検証施設「LTラボ」を開設し、先端技術の導入に向けてロボットを実験的に動かしながら分析を行い、最適な導入方法を検討しています。
こうした先行投資は、メガベンチャーであるSBSならではの挑戦であり、倉庫管理システムや棚搬送ロボットなどの先端技術を現場に導入する際も、システムの教育を含めた万全の体制で臨んでいます。企画力や業務設計力、技術への理解が求められる仕事です。