S.Kさん
サステナビリティ推進部
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多様性・公平性・包括性を重視する DEI推進を展開。2024 年には女性社員 30 名にインタビューし、交流や連帯感を育成。2025 年には座談会を開催し、女性に限らず多様な人材の活躍促進とグループ成長につなげています。
メンバー

S.Kさん
サステナビリティ推進部
まずは「DEI推進」という取り組みについて教えてください。
「DEI」とはDiversity(ダイバーシティ:多様性)、Equity(エクイティ:公平性)、Inclusion(インクルージョン:包括性)の頭文字で、「DEI推進」とは多様な人たちに公平に活躍する場を提供していこうというプロジェクトです。SBSホールディングスでは2024年に女性活躍推進を目的に、さまざまな現場を回って女性社員にインタビューをし、グループ内で紹介しました。7月にスタートしてから12月まで、お話をうかがったのは30名にものぼります。私自身、グループ会社の事業所に伺い、現場の方に直接お話しをうかがうという経験はなく、「グループ内にこんな素敵な方がいらっしゃるんだ!」という感動の連続でした。また、インタビューも反響が大きく、大きなやりがいを感じました。
具体的にはどういった反響があったのでしょうか。
まず、お話をうかがったインタビュー対象者の方にとても喜んでいただきました。プロジェクトそのものを歓迎してもらえましたし、いろいろな話をすることで、その方自身が新たな可能性に気づくきっかけにもなりました。例えば、将来のキャリアについて語っていただいた中で、「もっと自分がやりたいことを目指そう」と考えるようになったと話してくれました。また、インタビュー発表後は、同様の立場にいる方々の間で連帯感が生まれました。インタビューをした方同士で「ぜひ会ってみたい」という声があがり、2025年はインタビュー参加者と『DEI TALK(座談会)』を開催することになりました。この座談会では、女性の働き方にとどまらず、女性がグループの成長にどのように貢献できるかについても話し合い、今後の協力関係につなげていきたいと思っています。

プロジェクトを進めていく中で何か苦労はありましたか?
グループ会社とはいえ事業内容が多岐に渡るため、どのインタビューの際にも新たに学ぶことばかりでした。新しいことを知ることはとても楽しかったですし、何よりいろいろな方にお会いして話を聞く時間は毎回わくわくしました。人に会うたびに仲間が増えていくような気持ちで、取り組みを進めていく途中で以前にインタビューをした方に相談に乗っていただくこともあり、DEIの輪が広がっていくことを実感しました。作業そのものも、幸い私は前職でインタビューや原稿作成の仕事に携わっていたため、その経験が自然と役立っていたように感じています。

DEIプロジェクトの今後の展開について教えてください。
物流の現場では女性の働き手が少ないということで、昨年は女性社員の紹介に力を入れてきましたが、今後は女性に限らず、より多様な人々にスポットを当てていきます。また、このプロジェクトの担当者としては、後進も育てていきたいです。他のメンバーと一緒に取り組むことで、新たなかたちへと発展していく可能性もあります。私は、DEI推進はグループ全体の成長の原動力になりえると考えています。今後はより大きな可能性を引き出していけるようなプロジェクトにしていきたいです。
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